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冬場は特に注意が必要な足のつり(こむら返り)の原因と対処法

冬場は特に注意が必要な足のつり(こむら返り)の原因と対処法

冷える冬場になりやすいのはどうして?

寒くなってくると突然足がつることありませんか?

例えばこんなとき…

〇布団の中で体を伸ばしたとき

〇マラソンやサッカーなどのスポーツをしているとき

〇座ってテレビを見ているとき

 

特に、一日の始まりが「イタタタ…」と痛みで目が覚めてしまうのはツラいですよね。

冬場に足がつってしまうのは「冷え」が原因かもしれません。

「冷えは万病のもと」とも言われているように、冷えが体のさまざまな症状を引き起こす原因になる場合があります。足が冷えてしまうと、足の筋肉がこり固まってしまいます。

ふくらはぎは「第2の心臓」とも言われており、下半身にたまった血液を上半身へと循環させるポンプのような働きをしています。そのふくらはぎが冷えて筋肉が硬くなってしまうと、血行不良になり、足がつりやすくなります。

冬に実践したい対処法

冷えは体の大敵!上手に対処して、足がつりにくくなるようにしましょう。

今回は冬の寒い時期に試していただきたい対処法をご紹介します。

レッグウォーマー

足を冷えから守るためにレッグウォーマーを愛用されている方も多いかもしれません。レッグウォーマーは足のしめつけが強いものだと、ふくらはぎの血流を妨げてしまうこともあります。寒い時期はふんわりと足を包み込んでくれるレッグウォーマーがGOOD!

就寝前の水分補給

夏とちがい、冬は汗をかかないからと水分補給がおろそかになりがち…。実は冬も外気の乾燥やエアコンなどの暖房器具の使用により湿度は低下しています。水分をしっかり補給するのは大事ですが、冬場は体を温めるためにも水あるいはスポーツドリンクを少し温めて飲むと水分補給もできて一石二鳥ですね。

体を温める食べ物

体をポカポカと温めるために食べたい食材はショウガ、ニンニク、ネギ、カボチャ、唐辛子などがあります。

寒い時期は体が温まる料理がうれしいですよね。

鍋をする日が多くなり、レパートリーが無くなってきたという方に試していただきたいのが「しょうが鍋」です。味付けは自由でOK!ポイントはしょうがをたくさんすりおろして入れること。具材は豚肉と白菜、体の温まるネギやニラがオススメ。

ちなみに、一年中食べられるようになった夏野菜(トマト、キュウリ、ナスなど)は体を冷やす食材。おいしいですが、食べすぎには注意です。

頻繁に起こる場合は医療機関にご相談を

足のつりが数分経過してもおさまらない、頻繁に起こる場合は他の病気である可能性があります。

アキ循環器・血管外科クリニックでは以下のような病気も考えられると書かれています。

 

下肢静脈瘤、肝硬変、甲状腺機能低下症、脊髄疾患、多発神経炎、腎不全(血液透析)、糖尿病、不安定狭心症などが疑われます。胃切除術後のカルシウム不足、ビタミンD不足からくる骨障害として見られることもあります。利尿剤を服用しているために電解質異常を起こしているケースや、下痢による脱水があるケースもあります。

(アキ循環器・血管外科クリニック こむら返り

少しでも不安に思われる方はかかりつけ医などの身近な医療機関にご相談ください。

まとめ

冬になると足がつりやすい原因とその対処法をご紹介いたしました。

足のつり(こむら返り)が少しでも解消されるように日ごろから冷え対策をして、足つりの不安から解放されましょう。